公開:2026年9月8日
点数を見たら、まず3問だけ振り返る
模試の直後に全科目の教材を読み直す必要はありません。最初に、間違えた問題、正解したが理由を説明できない問題、解くのに時間がかかった問題を1問ずつ選びます。自分の判断が止まった場所を具体化すると、復習する内容を小さくできます。
無料診断は各科目の問題数が少ないため、1問の正誤で正答率が大きく動きます。最下位の科目を丸ごと苦手と決める前に、別の問題でも同じ理由で間違えるか確認しましょう。ここで示す手順は、本サイト編集部が提案する学習方法です。公式試験の合否判定や得点予測ではありません。
失点を4つに分類する
解説を読む前に「なぜその選択肢を選んだか」を一文で残します。解説を読んだ後の理解と、回答したときの判断を区別するためです。メモは長文でなく、例えば『固定費を売上高に比例すると思った』で十分です。
| 主な原因 | 見分ける質問 | 次の練習 |
|---|---|---|
| 知識 | 用語や式を説明できたか | 用語の意味と成立条件を確認する |
| 条件の読み取り | 期間・単位・問われ方を読み落としたか | 設問の条件を短く書き出す |
| 計算 | 式は正しいが数値処理で誤ったか | 式と代入を分け、単位を併記する |
| 時間 | 時間を外せば根拠つきで解けたか | 同じ論点の別問題を計時して解く |
『分かった』を別の問題で確かめる
例えば損益分岐点でつまずいた場合、解答の数値を覚えるだけでは復習になりません。固定費、単価、単位変動費のどれが動き、その変化が利益へどう影響するかを言葉で確認します。その後、数値や聞かれ方が異なる問題で式を組み立て直してください。
正解できたら、誤答の選択肢がなぜ違うかも説明します。条件が変われば正しくなる選択肢もあります。『いつでも誤り』と覚えず、どの前提で成り立つかを確認すると、選択肢の表現が変わっても判断しやすくなります。
翌日の30分を具体的に決める
一例として、最初の5分で前日の原因メモを読み、10分で該当単元を確認し、10分で別問題を解き、最後の5分で次に確認する条件を残します。30分確保できない日は、原因メモと1問の解き直しだけでも構いません。
同じ問題を直後に解く結果は、答えを覚えていた影響を含みます。初回回答と再回答を分けて記録し、翌日以降に別問題でも根拠を説明できるか確認してください。復習が進んでも本番での合格は保証されません。勤務先から示された受験科目と基準を優先します。
