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二つまで絞れるのに外してしまう方へ。対象範囲・因果・条件・確実性の違いを見つけ、もっともらしさではなく根拠で選ぶ独自例題を解説します。
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二つまで絞れるのに外してしまう方へ。対象範囲・因果・条件・確実性の違いを見つけ、もっともらしさではなく根拠で選ぶ独自例題を解説します。
以下は独自の学習例です。公式問題・過去問の再現や、細かな題材の出題予想ではありません。試験全体の測定領域はグロービスの受験科目案内で確認してください。
二択になったら、全文ではなく差分を比べる
残った二つを何度も読むと、同じ名詞に引きずられて違いが見えなくなります。主語、対象範囲、述語、条件を並べ、違う部分だけ本文と照合してください。これは短い肢や弱い言い方を機械的に選ぶ方法ではありません。
設問が「必ず言える」「最も支持する」「筆者の要旨」のどれかによって評価基準が異なります。二択の技術を使う前に、何を選ぶ問いなのかを書けることが必要です。
独自例題1:全体の結果を、各部署へ広げてよいか
ある会社の研修参加者40人のうち30人が修了した。参加者は営業部と管理部に所属しているが、部署別の人数と修了者数は示されていない。次のうち、この情報だけから必ず言えるものはどちらでしょう。
| 候補 | 内容 |
|---|---|
| ア | 参加者全体の75%が修了した |
| イ | 営業部と管理部の参加者が、それぞれ75%ずつ修了した |
独自の学習用図解。公式問題・過去問の再現ではありません。
正解はアです。30÷40=75%は全体について計算できます。イでは「全体」が「それぞれ」に置き換わっています。営業20人中10人、管理20人中20人が修了しても全体30人なので、部署ごとの率は決まりません。数値が同じでも対象の単位が違います。
独自例題2:支持する情報と、確定する情報を分ける
配送遅延を減らすため、ある会社が経路案内を変更した。同時期に遅延率が下がったが、繁忙期も終わっていた。「経路案内の変更が遅延低下に寄与した」という仮説をより支持する追加情報はどちらでしょう。
| 候補 | 追加情報 |
|---|---|
| ア | 繁忙期終了の影響が同程度と考えられる比較チームより、変更チームの遅延率の低下幅が大きかった |
| イ | 変更を担当した社員の多くが、新しい画面の色を気に入っていた |
この二つならアです。繁忙期という別の説明を部分的に切り分ける比較になっています。イは社員の好みで、配送結果への根拠としては弱い情報です。
ただしアでも、人員配置や配送先の難しさなど未確認の差は残り得ます。「より支持する」と「因果を証明する」は別です。確実な証明でないからという理由だけで、支持材料まで捨てないようにします。
比較する四つの軸
| 軸 | 見落としやすい変化 | 照合の問い |
|---|---|---|
| 範囲 | 一部→全体、合計→各内訳 | 誰についての記述か |
| 因果 | 同時に起きた→原因になった | 別の説明は残るか |
| 条件 | 条件付き→無条件 | 前提が消えていないか |
| 強さ | 可能性→必ず、支持→証明 | どの程度まで言えるか |
表を1行ずつ読む
- 軸
- 範囲
- 見落としやすい変化
- 一部→全体、合計→各内訳
- 照合の問い
- 誰についての記述か
- 軸
- 因果
- 見落としやすい変化
- 同時に起きた→原因になった
- 照合の問い
- 別の説明は残るか
- 軸
- 条件
- 見落としやすい変化
- 条件付き→無条件
- 照合の問い
- 前提が消えていないか
- 軸
- 強さ
- 見落としやすい変化
- 可能性→必ず、支持→証明
- 照合の問い
- どの程度まで言えるか
本文に強い規則が明示されていれば「必ず」が正解になることもあります。逆に「可能性がある」と書いてあっても、対象を取り違えていれば不適切です。表は正解語の一覧ではなく、比較する観点です。
二択の復習ノートは「迷った理由」を残す
「アとイで迷った」だけでは、次も同じ迷い方をします。「全体の率を各部署へ広げた」「支持材料なのに証明を求めた」と書けば、判断基準を修正できます。誤った肢のどの語を直すと適切になるかも考えましょう。
解説を読んだ後は選択肢を隠し、根拠を一文で再現してください。別の対象・条件へ変えたときも比較できるかが次の確認点です。これは解答番号の暗記を防ぐ練習で、正答率向上を保証するものではありません。
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