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GMAP-CT論証1の対策|仮説・根拠・検証点を見分ける例題

文章から仮説を読み取り、何を確かめればよいかを考える論証1。相関と因果、比較対象、選択バイアスを、研修効果の独自例題で解説します。

判断基準 → 実行手順 → 次の一手最終更新 2026/09/09
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読み取りや判断の手順をひとつ整理し、例題で使ってみましょう。

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GMAP-CT論証1の対策|仮説・根拠・検証点を見分ける例題で先に押さえることは?

文章から仮説を読み取り、何を確かめればよいかを考える論証1。相関と因果、比較対象、選択バイアスを、研修効果の独自例題で解説します。

COACH'S NOTE

文章から仮説を読み取り、何を確かめればよいかを考える論証1。相関と因果、比較対象、選択バイアスを、研修効果の独自例題で解説します。

要点を指し示す女性講師

主張を読むことと、支えを検証することは別

論証1の学習では、文章の結論を見つけた後に、根拠から結論へ進むために何を仮定しているかを確かめます。根拠と同じ方向の話を追加するだけでは、問題となっている飛躍を埋められないことがあります。

まず「何が観測されたか」「何を原因や効果として主張しているか」「別の説明はないか」を分けます。仮説を支持する情報を探すのか、弱める情報を探すのか、判断に必要な検証点を選ぶのかも区別してください。

独自例題:研修参加者の成約率が高かった

営業部では任意参加の交渉研修を実施した。参加者40人が翌月に担当した商談は合計100件で、そのうち30件が成約した。不参加者40人も合計100件を担当し、20件が成約した。商談は重複なく数え、成約の定義と集計期間は両群で同じとする。各群の成約率は30%と20%であり、個人別成約率の単純平均ではない。担当者は、研修が営業力を高めたため差が生じたと考えている。研修前の成績と、各人が担当した顧客の条件はまだ集計していない。この仮説の検証に最も直接役立つ追加確認はどれか。

  1. A:研修会場の座席数が前年より多かったか
  2. B:参加者が研修講師に好印象を持ったか
  3. C:両群の研修前の成約率と、担当顧客の成約しやすさに違いがあったか
  4. D:営業部以外でも、研修の開催希望があったか

解説:比較の出発点をそろえる

解き方の図解観測された差と、その原因を分ける
  1. 観測参加群30/100件=30%、不参加群20/100件=20%。各群40人の商談を集計。
  2. 担当者の仮説(未検証)研修が営業力を高め、差を生んだ。

別の説明①:元からの差

研修前から参加者の成績が高かった可能性。

別の説明②:顧客条件

参加者が成約しやすい顧客を担当していた可能性。

次に調べる:研修前の成約率と担当顧客の条件。確認だけで因果効果が完全に証明されるわけではありません。

正解はCです。研修への参加が任意なので、もともと成績のよい人が参加した可能性があります。また、参加者が成約しやすい顧客を多く担当していた可能性もあります。研修前の差や顧客条件を調べると、研修以外の説明を検討できます。

Aは運営上の情報で成約率の差を直接説明しません。Bの満足度は研修体験の評価であり、営業力の変化と同じではありません。Dも需要の情報で、成約率の因果関係とは別です。なお、Cを確認するだけで因果効果が完全に証明されるわけではありません。未観測の差が残ることもあります。

検証点を探す四つの視点

視点確かめたいこと
元からの差施策前にも同じ差があったか
同時の変更価格・顧客・評価方法も変わったか
選ばれ方参加・回答・離脱が偏っていないか
測定の意味指標が本当に目的を表しているか

「サンプルが多い」は、どんな仮説にも効く万能の補強ではありません。同じ偏りを持つ対象を増やしても比較可能性は改善しません。逆にサンプル数が少ないというだけで仮説が偽と決まるわけでもなく、証拠の限界と結論の真偽を分けます。

復習では、主張を弱める一文も作る

選んだ肢が、どの仮定に作用するかを一文で説明してください。数表が根拠になるケースは論証2へ、単位・分母の比較はデータ理解へ進みます。根拠と結論の配置に迷う場合は論理構造把握から確認しましょう。

補強と反駁を、別の業務の例で練習する

研修以外の題材では、倉庫の誤出荷率と追加情報の例題を用意しています。仮説を弱める情報と、仮説が完全に誤りだと証明する情報を区別し、比較条件を自分で設計するところまで練習できます。

公式情報とこの記事の位置づけ

試験の構成はグロービス公式の受験科目、運用上の確認事項は公式FAQを参照しています(確認日:2026年9月9日)。受験条件は勤務先からの案内を優先してください。

以下の例題・数値・学習手順は当サイトのオリジナルです。公式問題・過去問の転載や再現ではなく、実際の出題・難易度・合格を保証しません。当サイトはグロービスの公式サービスではありません。

よくある質問

満足度が高ければ研修効果の証拠になりますか?

満足度は参考情報ですが、営業成績など別の成果が改善した証拠とは同一ではありません。何を効果として測りたいのかを先に定め、比較対象や施策前の状態を確認します。

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