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GMAP-CT論証2の対策|図表から仮説と検証点を考える例題

グラフの変化を読めても、施策の効果とは断定できません。論証2に向けて、比較群・構成比・指標の限界を、独自の売上表から考えます。

判断基準 → 実行手順 → 次の一手最終更新 2026/09/09
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読み取りや判断の手順をひとつ整理し、例題で使ってみましょう。

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GMAP-CT論証2の対策|図表から仮説と検証点を考える例題で先に押さえることは?

グラフの変化を読めても、施策の効果とは断定できません。論証2に向けて、比較群・構成比・指標の限界を、独自の売上表から考えます。

COACH'S NOTE

グラフの変化を読めても、施策の効果とは断定できません。論証2に向けて、比較群・構成比・指標の限界を、独自の売上表から考えます。

要点を指し示す女性講師

図表で分かる事実と、説明の仮説を分ける

データ理解の練習が読み取りや比較に重点を置くのに対し、この記事では数値から考えた説明をどう検証するかまで進みます。「売上が増えた」は観測値ですが、「広告が効いたから増えた」は原因の仮説です。二つを同じ文で処理すると、根拠が不足していることを見落とします。

設問が求めるのが最も妥当な仮説なのか、追加で確かめる事項なのかを確認してください。可能性として残るだけの説明と、他の説明より根拠がある仮説も区別します。

独自例題:広告を出した店だけが伸びた?

同じ商品を扱う2店舗の月間売上を比べます。A店だけが新広告を始め、担当者は前後比較から広告が売上増加の原因だと述べました。価格、客数、営業時間の変化は未確認です。

店舗導入前導入後新広告
A店200万円240万円あり
B店150万円180万円なし
表を1行ずつ読む
  1. 店舗
    A店
    導入前
    200万円
    導入後
    240万円
    新広告
    あり
  2. 店舗
    B店
    導入前
    150万円
    導入後
    180万円
    新広告
    なし

この説明を検証するうえで、表に最も直接関連する指摘はどれでしょうか。

  1. A:A店の増加額が大きいので広告効果は証明されている
  2. B:両店とも20%増なので、共通要因や比較条件を確認する必要がある
  3. C:B店も増えているので、広告の効果は必ずゼロである
  4. D:A店の導入後売上がB店より多いので、広告以外の情報は不要だ

解説:同じ伸び率でも、効果ゼロとは決まらない

解き方の図解増加額ではなく、出発点をそろえて比較

A店・広告あり

200万円 → 240万円

+40万円 / +20%

B店・広告なし

150万円 → 180万円

+30万円 / +20%

棒は各店の導入前を100とした指数(左端0、右端120)。実額の大小を表す図ではありません。

伸び率は同じ。ただし「広告効果あり」も「効果ゼロ」も未確定。季節要因・価格・客数などを確かめます。

正解はBです。A店は40÷200=20%、B店は30÷150=20%の増加です。A店だけの前後比較では、需要の季節変化や共通の価格改定などを除外できません。

Aは規模が違う店の増加額をそのまま効果としています。Dも元からあった売上差を無視しています。一方、Cも断定しすぎです。仮にA店だけ工事で来店しにくくなっていれば、広告がその影響を相殺していた可能性があります。表だけでは正の効果もゼロ効果も確定できません。

次に確認するのは、両店の過去の推移、価格、客数、営業時間、顧客層などです。比較店を置いたというだけで、自動的に広告の因果効果が測れるわけではありません。

意思決定の指標と一致しているか

平均の改善を全件の改善と読み替えないように、処理時間7件の平均・中央値と棒グラフで分布を確認します。代表値の計算が正しいことと、集計対象が全体を代表することは別です。

比較対象の有無だけでなく、集計する対象の構成も点検します。注文の内訳から因果説明を弱める例題では、種類別の率が同じでも全体の率が変化することを計算します。

売上全体と1人当たりを取り違える場合は、売上・人数・1人当たりの3系列グラフで、何を分子と分母にした指標かを確認しましょう。

施策の目的が利益増加なのに、売上だけで採否を決めていないかも点検します。売上増に伴う原価・広告費・値引きが分からなければ、利益の改善は判断できません。顧客獲得の施策なら、初回申込数だけでなく継続や解約の扱いも確認します。

表の数字そのまま断定できないこと
売上増利益も増えた
平均満足度上昇全顧客が改善した
申込率上昇広告が原因で上昇した
相関がある一方が他方を引き起こした

計算と仮説を別々に復習する

式が違ったのか、式は正しくても結論が強すぎたのかを分けて記録します。計算の確認はデータ理解、文章ベースの仮説検証は論証1、復習の組み込み方は学習計画を参照してください。

公式情報とこの記事の位置づけ

試験の構成はグロービス公式の受験科目、運用上の確認事項は公式FAQを参照しています(確認日:2026年9月9日)。受験条件は勤務先からの案内を優先してください。

以下の例題・数値・学習手順は当サイトのオリジナルです。公式問題・過去問の転載や再現ではなく、実際の出題・難易度・合格を保証しません。当サイトはグロービスの公式サービスではありません。

よくある質問

比較店と同じ伸び率なら、施策は無意味ですか?

その表だけでは断定できません。比較条件や別の変化が異なる可能性があります。前後の数字と因果効果を分け、追加で必要な情報を考えます。

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