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全体像・読み進め方を確認する
本文から言えないことは、必ずしも誤りではありません。結論が成立する場合としない場合を二つ作り、判断保留の根拠を確認します。
この記事を読む3ステップ
最初に全体像をつかみ、必要なところから読めます。
三つの状態を区別する
本文の条件で必ず成り立つ、必ず成り立たない、どちらも可能で決まらない。この三つは違います。選択肢の形式は教材によって異なりますが、根拠から結論を判断するときの区別として有用です。本文にないことを直ちに誤りとするのも、現実にありそうだから正しいとするのも避けます。
本記事では独自の数値例を使います。「判断できない」という選択肢が本試験で必ず同じ形で出るという説明ではありません。
図解:同じ条件に合う二つの世界を作る
例Aと例Bは別々の可能性。両方とも「件数減・平均時間増」を満たします。
平均時間が12.5分を超えるかで、増減が変わる
ある窓口の相談件数は100件から80件へ減り、平均対応時間は10分より長くなりました。「総対応時間は増えた」は言えるでしょうか。平均11分なら880分で減少、平均15分なら1,200分で増加します。どちらも元の条件を満たすので、増えたとも増えなかったとも確定しません。
反例一つで崩せるのは「必ず」という主張
平均11分の例は「必ず総時間が増える」という主張への反例です。しかし、それだけで「総時間は必ず減る」が証明されたわけではありません。平均15分の例が、その逆の断定を崩します。否定した結論の反対が、自動的に正解になるとは限らないのです。
| 確認したい主張 | 必要な検討 |
|---|---|
| 必ず増える | 減る・同じになる実現例が一つでもあるか |
| 増えることがある | 増える実現例があるか |
| 実際に増えた | 当該期間の値が分かるか |
どの情報が増えれば決まるかを求める
総時間が以前の1,000分を超える条件は80×平均時間>1,000、つまり平均12.5分超です。平均12.5分なら同じ、12.5分未満なら減少です。分からないと答えるだけでなく、境目の値を求めると必要な情報が明確になります。
平均時間が「少なくとも13分」と追加されれば増加が確定します。「少なくとも12分」では12分と13分の両方が残るため、増減は確定しません。限定語と境界をセットで読みます。
文章問題でも同じ点検ができる
「研修修了者は認定証を持つ」という規則から、認定証を持つ人が全員研修修了者だとは言えません。別の方法でも認定証を得られる可能性が、元の規則だけでは排除されていないからです。逆方向の保証があるかを確認します。
本文内の事実、論理的に導けること、外部知識による推測を分けましょう。条件を満たす複数例を作る方法は、必要条件・十分条件や数値の範囲問題でも使えます。
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この記事の図・数値・ケースは編集部独自の学習用です。公式問題や過去問の再現ではなく、出題頻度や合格を保証しません。当サイトは非公式の対策サービスです。
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