目次:読みたい項目を選ぶ
全体像・読み進め方を確認する
伝達は、送った時点では完了しない
符号化・媒体・解読の各段階でノイズが入り、フィードバックで確認します。 各項目を押すと、本文の該当箇所へ進めます。
↓ 気になる項目から、本文の解説へ進めます
最初に押さえる結論
送信・受信・理解・賛成は、同じ確認ではない。
コミュニケーションは、情報を記号化して送り、受け手が解釈し、応答する過程です。意図した意味が共有されたかを確かめますが、相手が理解したことと賛成したことは区別します。
送り手が考えを言葉や図へ変えるのが記号化、受け手が意味を読み取るのが解読です。同じ言葉でも前提が違えば解釈がずれます。送信記録や既読だけでは内容の理解まで確認できません。
フィードバックには質問や言い換え、訂正等が含まれます。反対意見も理解に基づくことがあり、「納得して同意しなければ通信が成立していない」と扱わないでください。
音声の乱れだけでなく曖昧な用語や情報過多も妨げになります。情報へのアクセス、意見の対立、悪い情報を伝えられる運用を区別して確認します。
以下は当サイトの教材を使った学習用の例です。公式問題・過去問の転載や再現ではなく、本番の出題頻度や合格を保証するものではありません。概念の定義と、個別の設問で成り立つ判断を分けて読んでください。
コミュニケーションを例題の条件に当てはめる
最初は解説付きの例題で、どの条件が判断に必要かを確認します。複数の判断が含まれる場合は、一方の結論をもう一方へ流用せず、それぞれの与件で検討してください。
例題:条件と選択肢を省略せず読む
担当者が「翌営業日の午前中までに提出」と送り、受け手は「祝日を除く火曜日の正午までですね」と返した。担当者はその解釈を確認した。ここで理解のずれを確かめる役割を担った行動はどれか。
- (A) 送信時刻だけを記録する行動
- (B) 受け手が具体的に言い換え、送り手と確認する応答
- (C) 受け手の賛成を求めずに伝達内容を隠す行動
- (D) メールの送信件数を増やす行動
例題の解説:結論を支える条件は何か
正解:(B) 受け手が具体的に言い換え、送り手と確認する応答
(B) です。抽象的な期限を具体化した解釈を戻し、意図との対応を確かめています。(A) は送信の事実で内容の理解ではなく、(C) は与件にない隠蔽です。(D) は量で意味の確認を代替しています。なお、祝日の扱いや営業日の定義が会社間で異なる場合もあるため、実際の日時を双方で明確にすることが重要です。既読と理解を同一視しません。
独自例。読み取れたことと、期限への賛成は別に確認します。
送信した事実だけでなく、どう理解されたかを確かめる。
解説の結論は、上の設問で与えられた条件についてのものです。条件や目的が変わる別のケースでも同じ選択肢になる、という一般則として覚えないでください。
条件を変えて考える・実務と混同しない
例題3で全100件のうち遅延10件を落として「完了90件/対象90件=100%」と示すと、全100件での90%とは分母が変わります。対象を省略した要約は、単なる文字数の削減ではありません。
判断に必要な情報や振返りの事実へつなげ、聞き手が誤った前提で判断しないようにします。
自力で確かめ、別の問題へつなげる
- 「コミュニケーションは何を判断する概念か」を、資料を閉じて一文で言う
- 例題の正答と誤答について、根拠となる条件を一つずつ挙げる
- 下の3問を解き、迷った条件や解答に要した時間を残す
確認用の3問には上で解説した例題も含まれます。読後の正解は理解確認であり、初見で解けることやテーマの習得完了を示す診断ではありません。解説を読んだ直後だけでなく、間隔を空けて別の問題にも取り組み、同じ誤りが再発していないか確認します。
確認した資料と学習例の位置づけ
記号化・解読・応答・ノイズはOpenStax:コミュニケーション過程を確認(2026年9月9日)。期限、反対意見、集計の例と図は独自作成です。
よくある質問
理解を確認できれば、相手も賛成していますか?
限りません。内容を正確に理解しながら、費用・効果・価値観等の理由で反対することはあります。理解の確認と合意形成を分けます。
この3問で習得完了を判断できますか?
本文で解説する問題も含む復習用の3問です。初見の診断や公式スコアではなく、条件を変えた問題でも根拠を説明できるか確認します。
伝達は、送った時点では完了しない
符号化・媒体・解読の各段階でノイズが入り、フィードバックで確認します。 各項目を押すと、本文の該当箇所へ戻れます。
↑ 気になった項目を押すと、本文の解説へ戻れます
この単元、いま何問解けますか
登録なしで、その場で解けます。読んで分かったつもりでも、4択になると迷うのがこの単元です。
-
第1問/全3問 担当者が「翌営業日の午前中までに提出」と送り、受け手は「祝日を除く火曜日の正午までですね」と返した。担当者はその解釈を確認した。ここで理解のずれを確かめる役割を担った行動はどれか。
(B) です。抽象的な期限を具体化した解釈を戻し、意図との対応を確かめています。(A) は送信の事実で内容の理解ではなく、(C) は与件にない隠蔽です。(D) は量で意味の確認を代替しています。なお、祝日の扱いや営業日の定義が会社間で異なる場合もあるため、実際の日時を双方で明確にすることが重要です。既読と理解を同一視しません。
-
第2問/全3問 説明会で社員は新制度の目的と手順を正しく言い換えたが、費用対効果については反対意見を述べた。管理者は「反対するなら理解していない」と判断した。この判断への指摘として適切なのはどれか。
(C) です。内容を理解していても、その価値や妥当性への評価が異なることがあります。(A) は理解と賛成を同一視し、(B) は賛意から理解度を推定しています。(D) は検討に使える意見を一律に除外しています。目的・手順の事実確認と、費用や代替案への議論を分けることで、何が誤解で何が実質的な対立かを整理できます。
-
第3問/全3問 進捗報告の担当者は、上司によく思われたいと考え、遅延した案件を一覧から意図的に除外した。報告対象は全案件と定められている。この行動への最も適切な指摘はどれか。集計条件の変更は承認されていない。
(A) です。対象条件に反して不利な情報を落とし、実際より良く見せています。(B) は全案件という範囲が失われたことを無視し、(C) は送り手側の加工と受け手の解釈を混同しています。(D) は情報量を理由に必要な情報を除外しています。要約する場合も集計範囲、件数、重要な例外を保ち、元の情報へ戻れるようにして判断の偏りを抑えます。
無料の6問で、問題と解説を試しましょう
6科目から1問ずつ。会員登録なしで独自問題と解説を体験できます。科目全体の実力や本番スコアを判定するものではありません。続けて学びたい方は、無料登録後に残り16問へ進めます。
▶ 登録不要・無料の6問を始める※本サイトは独立した非公式の試験対策コンテンツであり、株式会社グロービス/GMAPの公式サービスとは関係ありません。試験の形式や出題範囲は実施回・実施企業により異なる場合があります。
