GMAP-BFで問われるのは、各分野の代表的なフレームワークとその使いどころです。名前を知っているだけでは4択で迷います。以下は科目別の頻出項目と、取り違えやすい概念の対比です。
マーケティング
- STP:市場を分け(Segmentation)、狙いを定め(Targeting)、位置づける(Positioning)
- 4P / 4C:売り手視点(Product・Price・Place・Promotion)と買い手視点(Customer Value・Cost・Convenience・Communication)の対応
- プロダクト・ライフサイクル:導入期・成長期・成熟期・衰退期で打ち手が変わる
- 価格戦略:ペネトレーション(低価格でシェア獲得)とスキミング(高価格で早期回収)
経営戦略
- 3C分析:Customer・Competitor・Company
- SWOT / クロスSWOT:内部(強み・弱み)×外部(機会・脅威)
- ファイブフォース:新規参入・代替品・買い手・売り手・既存競合
- 3つの基本戦略:コストリーダーシップ・差別化・集中
- PPM:花形・金のなる木・問題児・負け犬(市場成長率×相対シェア)
- VRIO:価値・希少性・模倣困難性・組織
混同注意/規模の経済=生産量が増えると単価が下がる。範囲の経済=複数事業で資源を共有して得をする。経験曲線効果=累積生産で習熟して単価が下がる。3つは原因がそれぞれ違います。
人的資源管理
- ジョブ型 / メンバーシップ型:仕事に人をつけるか、人に仕事をつけるか
- MBO(目標管理):本人が参加して目標を設定することが要点
- OJT / Off-JT / 自己啓発:実務内・実務外・自主学習
- コンピテンシー:保有能力ではなく、高業績者に共通する「行動特性」
混同注意/職能資格制度は「人の能力」で等級を決め、職務等級制度は「仕事の価値」で決めます。逆に覚えていると確実に失点します。
組織行動学
- マズローの欲求段階説:生理→安全→社会的→承認→自己実現
- ハーズバーグの二要因理論:動機づけ要因(達成・承認・成長)と衛生要因(給与・労働条件・対人関係)
- X理論・Y理論:人は怠けるものと見るか、自ら働くものと見るか
- 組織構造:機能別・事業部制・マトリクス
- 集団浅慮:同調圧力で批判的思考が失われる現象
混同注意/衛生要因は「不足すると不満だが、満たしても満足にはつながらない」。給与を上げれば満足が高まり続ける、という選択肢は誤りです。
企業会計
- 損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率
- ROE=当期純利益÷自己資本(自社株買いで分母が減ると上がる)
- ROA=売上高利益率×総資産回転率に分解できる
- 棚卸資産回転率:高いほど在庫が効率よく売れている
- 当座比率:流動比率から棚卸資産を除いた、より厳しい支払能力
ファイナンス
- NPV:正味現在価値がプラスなら投資する
- IRR:NPVがゼロになる割引率。資本コストと比較する
- WACC:負債と株主資本の加重平均調達コスト(負債側だけ節税効果を反映)
- CAPM のβ:市場全体の値動きに対する感応度
- 回収期間法の欠点:回収後のキャッシュフローと時間価値を無視する
計算の手順は頻出公式一覧と解き方のコツで扱っています。
覚え方のコツ
一覧を眺めるだけでは4択で迷います。「似ている概念とどう違うか」をセットで覚えるのが最短です。上の「混同注意」のように対比で押さえると、選択肢を見た瞬間に切れるようになります。
覚えたつもりを、20分で検証する
本番形式・全6科目の無料模試は、まさにこうした混同しやすい概念を4択で問います。読んで分かったつもりの用語が、選択肢の中で見分けられるかを確かめてください。
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