GMAP対策
GMAP-BF STRATEGY GUIDE攻略ガイド

価格弾力性の計算|変化率の分母・中点法・売上の関係

価格を下げて数量が増えても、売上や利益が増えるとは限りません。価格弾力性の分母と絶対値、中点法との違いを独自の数値例で整理します。

判断基準 → 実行手順 → 次の一手最終更新 2026/09/18
学習ナビゲーター
学習ナビゲーター
今日の学習ゴール

今の課題に合う判断基準を見つけ、次の学習を具体的に決めましょう。

読みたい内容を選ぶ
まず結論

この記事の要点

保存した記事
文字サイズ・保存状態本文の文字(この端末に保存)

保存状態を確認しています…

目次:読みたい項目を選ぶ
全体像・読み進め方を確認する

価格弾力性は、金額の差ではなく変化率の比

需要の価格弾力性をここでは「需要量の変化率÷価格の変化率の絶対値」で表します。符号付きで表す資料もあるため、定義を先に確認します。価格以外の条件を一定として需要量の反応を考える概念です。

独自例として単価1,000円から900円、数量100個から120個への変化を考えます。変更前を分母にすると価格は−10%、数量は+20%。比の絶対値は2です。100円と20個の差を割った0.2ではありません。

図解:価格指数90、数量指数120でも、売上指数は108

価格・数量・売上を、変更前100の指数で比較
変更前100に対して価格90、数量120、売上108。売上指数は90×120÷100。

独自例の指数。円と個数の実数を同じ尺度で比較する図ではありません。破線は変更前の100。

変更前を100にそろえると、価格は90、数量は120。売上は90×120÷100=108です。実額でも10万円から10万8,000円へ8%増加します。−10%と+20%を足して+10%とする計算は、基準量の掛け算を落としています。

単位変動費600円、固定費2万円が変わらないと仮定すると、利益は(1,000−600)×100−20,000=20,000円から、(900−600)×120−20,000=16,000円へ減ります。売上の増加だけで採算改善を結論づけないでください。

中点法なら、行きと戻りで分母をそろえる

変更前基準は方向を逆にすると分母が変わります。900円から1,000円は約11.11%増、120個から100個は約16.67%減で、比の絶対値は1.5です。同じ二点でも2と異なります。

中点法では価格の平均950円、数量の平均110個を分母にします。数量の変化率20÷110を、価格の変化率100÷950で割ると19÷11≒1.727です。向きを逆にしても絶対値は一致します。設問が指定した定義を優先し、異なる方法の数値を同じものとして比較しません。

1より大きい、という言葉だけで判断を止めない

比較したいこと確認する量
価格に対する数量反応定義をそろえた弾力性
売上が増えたか価格×数量
利益が増えたか売上−変動費−固定費
値下げが原因か他条件と比較の設計

中点法の弾力性が1を上回る二点の比較では、この通常の値下げ・需要増の例のように売上が増える関係を確認できます。しかし変更前基準で大きな変化を扱うと、近似的な直感をそのまま当てはめると誤ります。最終的には二点の売上を直接計算してください。

実績二点だけから、将来の需要を断定しない

値下げと同時に広告、季節、競合の供給が変われば、数量変化のすべてを価格の効果とみなせません。表から変化率を計算できることと、価格が変化を引き起こしたと識別できることは別です。

練習では定義、分母、符号、売上、利益の順に確認します。別の価格帯でも同じ弾力性が続く、値下げすれば必ず増益、といった条件を勝手に足さないことが大切です。

次の学習と確認資料

価格戦略ケースの読み方値下げと利益の比較

考え方を確認したら、問題・解説の見本登録不要の無料6問を確認できます。教材条件は料金ページで確認してください。

この記事の図・数値・ケースは編集部独自の学習用です。公式問題や過去問の再現ではなく、出題頻度や合格を保証しません。当サイトは非公式の対策サービスです。

確認資料:OpenStax:価格弾力性と中点法(2026年9月18日確認)。図解と練習例は当編集部が別途作成しています。

無料の6問で、問題と解説を試しましょう

6科目から1問ずつ。会員登録なしで独自問題と解説を体験できます。科目全体の実力や本番スコアを判定するものではありません。続けて学びたい方は、無料登録後に残り16問へ進めます。

▶ 登録不要・無料の6問を始める

※本サイトは独立した非公式の試験対策コンテンツであり、株式会社グロービス/GMAPの公式サービスとは関係ありません。試験の形式や出題範囲は実施回・実施企業により異なる場合があります。

学習図解ライブラリ:図を保存して復習・勉強会に使う