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GMAP-CT発言整合性の難問解説|一つだけ誤りを分岐と反例で絞る

四つの発言のうち三つが真という条件から、必ず成り立つ関係を導く独自難問。発言者の性格を仮定せず、二つの整合する世界を図解します。

判断基準 → 実行手順 → 次の一手最終更新 2026/09/21
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四つの発言のうち三つが真という条件から、必ず成り立つ関係を導く独自難問。発言者の性格を仮定せず、二つの整合する世界を図解します。

要点を指し示す女性講師

一つの誤りを、発言者の性格に置き換えない

本記事の「難問」は、複数条件・量化・反例を扱う応用練習という編集上の区分です。受験者による実測難易度や、本番と同等の難易度を示しません。例題は当サイト独自で、公式問題・過去問の再現ではありません。

ここで与えられるのは四つの文の真偽だけです。「この人はいつも嘘をつく」「曖昧な言い方だから偽」といった条件はありません。採用・不採用の状態を仮定し、四つの文と矛盾しないかを確認します。

独自難問:三案の採否と四つの発言

A案・B案・C案は、それぞれ採用か不採用のどちらかで、保留はありません。三案の採用数は決められていません。次の四つの発言のうち、ちょうど三つが真で一つが偽でした。「または」は両方を含み、「なら」は条件文として扱います。

発言内容
PAが採用なら、Bも採用である
QBまたはCが採用である
RAとCが同時に採用されることはない
SAとBは、どちらか一方だけが採用である

必ず正しいものを選びます。

主張
Aは採用される
Cだけが採用される
Qの発言は偽である
AとBは、両方採用か両方不採用である

Sが真と仮定し、二つの場合に分ける

Sが真という仮定を、漏れなく二分岐する
  1. 仮定AとBは一方だけ採用
  2. 分岐1:A採用・B不採用Pが偽 → Q・Rは真のはず → C採用が必要だがRと矛盾
  3. 分岐2:A不採用・B採用P・Q・Rも真 → 四発言がすべて真となり矛盾
  4. 仮定を否定Sは偽 → AとBは同じ状態。採用か不採用かは未確定

矛盾が出るのは仮定した両分岐。単に一例が失敗しただけでは仮定全体を否定できない。

Sが真ならAとBは反対の状態です。A採用・B不採用ならPは偽なので、QとRは真でなければなりません。Qを真にするにはC採用が必要ですが、そうするとAとCが同時採用となりRが偽です。偽が二つ以上になって矛盾します。

A不採用・B採用ならP・Q・Rはいずれも真です。Sも真と仮定しているので四つすべて真となり、ちょうど一つが偽という条件に反します。したがってSは真ではありません。

正解はエ:Sが偽ならAとBは同じ状態

Sの「どちらか一方だけ」を否定すると、両方採用か両方不採用です。どちらも採用されない場合を忘れて「両方採用」とだけ結論しないでください。P・Q・Rは真である必要があり、残る状態は次の二つです。

世界ABCPQRS
採用採用不採用
不採用不採用採用
表を1行ずつ読む
  1. 世界
    A
    採用
    B
    採用
    C
    不採用
    P
    Q
    R
    S
  2. 世界
    A
    不採用
    B
    不採用
    C
    採用
    P
    Q
    R
    S

ⅠではRによりC不採用。ⅡではQによりC採用です。二つの世界のどちらでもAとBの状態は一致するため、エが必ず成り立ちます。

各誤答肢は、一方の世界で崩れる

アはⅠで真ですがⅡで偽です。イはⅡで真ですがⅠで偽です。可能な一例を見つけたことと、必ず成立することは違います。ウは両世界で偽です。Qは両方で真だからです。

採用する案の数が一つという追加条件はありません。もし勝手にその条件を入れるとⅡしか残らず、イを選びやすくなります。現実の会議では一案に決めそうだ、という常識を与件に足さないでください。

全状態を検査すると、見落としを確認できる

三案それぞれに二つの状態があるので、採否の全組合せは八つです。これは正解を出すための数値計算ではなく、仮定の漏れを点検する方法です。PはA不採用ならBの状態にかかわらず真となる、という条件文の扱いにも注意してください。

A・B・C(1=採用)真の発言数
0002
1002
0104
1103
0013
1012
0114
1112

真の発言が三つの行は110と001だけです。分岐で得たⅠ・Ⅱと一致します。

「または」と「一方だけ」を取り違えない

Qの「または」はBとCの両方採用も許します。Sは一方だけなのでAとBの両方採用を許しません。どちらも日常では「どちらか」と表現されることがあるため、問題文が示す意味を固定してから判断します。

基礎は発言の真偽を整理する方法へ。存在を追うすべて・一部の難問でも、言葉の範囲を変えないことが重要です。

復習では、消した仮定がなぜ矛盾したかを書く

「Sが怪しい」ではなく、「Sが真の二分岐はいずれも真の発言数の条件に反する」と説明します。結論だけでなく、分岐の網羅性まで説明できれば、登場人物や名称が変わった問題にも使いやすくなります。

条件の配置を扱う順序制約の難問へ進むと、発言の真偽以外の場面でも、候補を残す・消すという同じ考え方を練習できます。

次の学習と確認資料

発言推理の基礎複合条件と量化順序の条件分岐

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