目次:読みたい項目を選ぶ
全体像・読み進め方を確認する
文章の並べ替えを、指示語の参照先、逆接、理由と結論の関係から考えます。短い独自例で候補を絞り、最後に全文を検算する手順を解説。
この記事を読む3ステップ
最初に全体像をつかみ、必要なところから読めます。
接続詞だけでなく、前の文に必要な情報を見る
「しかし」があるから必ず二番目、指示語がないから必ず最初、といった位置の暗記では順序を決められません。「この結果」が何を指すか、対比する二つの内容が何かなど、文と文の依存関係を探します。
この記事はCT文章理解につながる読解の基礎練習であり、本番で並べ替え形式が必ず出題されるという説明ではありません。根拠を文章内に求める練習として使います。
独自例:四つの文のつながりを調べる
| 記号 | 文 |
|---|---|
| A | この結果だけを見ると、窓口を減らしてよいように思える。 |
| B | したがって、窓口数を決める前に、相談内容別の所要時間も確認する必要がある。 |
| C | ある相談窓口で、先月の相談件数は前月より減った。 |
| D | しかし、難しい相談の割合が増え、一件あたりの対応時間は長くなっていた。 |
読み手が事前情報を持たない独立した段落として、最も自然な順序を考えます。Cが観測結果を示し、Aの「この結果」がそれを受けます。DはAの判断に注意を加え、Bが追加確認の必要性を結論づけます。順序はC→A→D→Bです。
なぜ別の順序では読みづらいのか
| 候補 | 問題になる箇所 |
|---|---|
| A→C→D→B | 冒頭の「この結果」が何か、先行する情報がない |
| C→D→A→B | 対応時間が長くなった事情まで示した後で、窓口削減がよいという判断へ戻ってしまう |
| C→A→B→D | 追加確認の結論を、その必要性を示すDより前に置いている |
| C→A→D→B | 観測・暫定判断・留保・追加確認の順に読める |
自然さの比較は、文章が独立しているという条件の下での説明です。別の前文が与えられている場合や、筆者が結論を先に置く構成の場合まで、同じ順番を一般則にしないでください。
並べ終えたら、内容の結論も確認する
この段落から「総対応時間が増えた」とはまだ言えません。件数は減り、一件あたりの時間は増えていますが、増減の大きさが示されていないからです。順序が自然であることと、本文から追加の結論が導けることは別です。
例えば件数100→80、平均10分→11分なら総時間は1,000→880分で減少。100→80、平均10分→15分なら1,000→1,200分で増加します。どちらも本文の条件に合います。数値は編集部の独自例です。
五つのチェックで候補を検算する
| 順番 | 確認 |
|---|---|
| 1 | 指示語が参照する内容を探す |
| 2 | 逆接で何と何を対比しているか書く |
| 3 | 理由と結論のつながりを確かめる |
| 4 | 残った候補を全文で読む |
| 5 | 本文にない断定を加えていないか点検する |
条件の関係を表に置く練習は論理構造把握、結論の強さの検討は論証1で確認できます。全体の学習手順はGMAP-CT対策ガイドへ。
確認資料と学習例の位置づけ
CTの測定領域はグロービス公式の受験科目案内で確認しました(2026年9月18日)。本記事の例・計算・選び方は編集部の独自教材です。個別テーマの出題頻度や本番での出題を保証するものではなく、公式問題・過去問の再現でもありません。当サイトは非公式サービスです。
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