公式の過去問は市販されていない
まず結論から言うと、GMAP-BFの公式過去問は一般には販売されていません。試験は企業向けに実施されるもので、問題は非公開です。書店で「GMAP過去問」を探しても見つかりません。
公式サイトにサンプル問題が掲載されることはありますが、量としては形式を知る程度にとどまります。
「過去問がないから対策できない」ではありません。BF編は出題範囲が明確なので、範囲に沿った演習で十分に代替できます。
手に入る教材は3種類
| 種類 | 内容 | 向いている用途 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| MBA系の書籍 | グロービスのMBAシリーズなど | 知識のインプット | 問題演習が付いていない |
| 個人が作った問題集 | note・ブログ等で販売されるもの | 演習量の確保 | 品質と量にばらつきがある |
| Web上の練習問題 | 無料で公開されているもの | 形式の確認 | 本番の時間制約を再現しにくい |
1冊のテキストで知識を入れ、演習は別で確保する、という組み合わせが現実的です。
教材を選ぶときの3つの基準
① 6科目を網羅しているか
BF編は6科目から出ます。特定分野に偏った教材だと、手つかずの科目が残ります。まずは広く浅く1周できるものを選んでください。
② 4択形式で演習できるか
知識を読むだけでは、本番の「似た選択肢から選ぶ」という作業に対応できません。4択の形で解ける演習があるかどうかが分かれ目です。
③ 解説に「なぜ他が誤りか」が書いてあるか
正解の説明だけの解説は、あまり役に立ちません。他の3つがなぜ違うのかまで書かれているものを選んでください。ひっかけの型を覚えられるのはこの部分です。
解説が「正解はイです」で終わっている教材は、読んでも次に活きません。誤答の理由が書かれていることが、教材の価値をいちばん左右します。
独学のロードマップ
- 形式を知る(30分):本番と同じ形式を一度体験し、時間感覚とCBTの操作を確認する
- 現在地を測る(20分):6科目を少しずつ解いて、科目別の正答率を出す
- 知識を一周する(1〜2週間):テキストで6科目を通す。弱点科目に時間を厚く
- 演習で見分ける(1週間):4択を数多く解き、間違えた問題を繰り返す
- 通しで仕上げる(数日):時間を計って本番形式で解き、ペースを確認する
①と②を先にやることが重要です。現在地を知らないまま勉強を始めると、時間の配り方を間違えます。
本番形式の演習をどう確保するか
独学で最も欠けやすいのが、時間制約つきの通し演習です。知識のインプットは書籍でできますが、「1科目20分・前の科目に戻れない」という条件は書籍では再現できません。
この部分は、CBT形式で受けられる模試を使うのが確実です。測るべきは正答率だけでなく、次の3点です。
- 時間内に解ききれたか(未解答が残らなかったか)
- 1問あたり何秒かかったか(45秒に対して速いか遅いか)
- 科目ごとの正答率のばらつき(どこに時間を配るべきか)
やってはいけない独学のやり方
- テキストを最初から通読する:どこが重要か分からないまま読むと、全部が同じ重さに見えて残りません
- 複数の教材を並行する:1冊を回すほうが定着します。教材を増やすのは不安の解消であって、学習ではありません
- 解いて丸付けだけして終わる:間違えた問題を放置すると、本番で同じ間違いをします
- 通し演習を最後までやらない:時間切れは当日はじめて分かっても手遅れです
よくある質問
公式のサンプル問題はどこで見られますか?
グロービスの公式サイトに掲載されることがあります。ただし量は限られるため、形式の確認用と考えてください。
テキストは何冊必要ですか?
6科目を俯瞰できるものが1冊あれば十分です。冊数を増やすより、同じ1冊を繰り返して演習量を確保するほうが点は伸びます。
無料の教材だけで対策できますか?
知識のインプットは無料の情報でもある程度できます。不足しやすいのは演習量と、時間制約つきの通し演習です。
※本サイトは独立した非公式の試験対策コンテンツであり、株式会社グロービス/GMAPの公式サービスとは関係ありません。試験の形式や出題範囲は実施回・実施企業により異なる場合があります。