最初に押さえる結論
仕事100、生活0。足し算が怖い。
「仕事と余暇の完全分離」は分離。「仕事と生活の調和」は仕事に責任を果たしつつ、家事、育児、地域活動、趣味などの生活も充実させ、双方が好影響を与え合う状態を指し正解。「私生活優先主義」、「残業ゼロ運動」は一面的な表現。少子化対策や優秀な人材の確保のために、企業戦略上の重要課題となっています。
最初の判断軸:「仕事か生活か」の二者択一ではなく、両者をどう「統合」するかがテーマです。
ワーク・ライフ・バランスの全体像
ワーク・ライフ・バランスは、用語だけを暗記するより「何を判断するための概念か」を押さえると、初見の選択肢にも対応できます。
- 要点:「仕事か生活か」の二者択一ではなく、両者をどう「統合」するかがテーマです。
- 要点:「仕事人間」というモデルが、現代の社会構造と合わなくなってきていることを理解しましょう。
- 要点:「どこでも働ける」技術が、ワーク・ライフ・バランスの実現を後押ししました。
- 要点:「頑張っている」というポーズだけでなく、具体的な「数字」で成果を評価する流れです。
- 要点:「人を大切にする会社」は、最強のブランド力を持ちます。
試験で狙われる論点
同じテーマでも、定義・適用場面・似た概念との比較という別の角度から問われます。次の表で、正答につながる核を先に確認してください。
| 出題の焦点 | 正解の核 | 見分け方 |
|---|---|---|
| 「ワーク・ライフ・バランス」という言葉の日本語訳として、政府が提唱している言葉はどれか。 | 仕事と生活の調和 | 「仕事か生活か」の二者択一ではなく、両者をどう「統合」するかがテーマです。 |
| ワーク・ライフ・バランスが重要視されるようになった日本特有の社会的背景として、最も適切なものはどれか。 | 少子化対策や男女共同参画の推進。 | 「仕事人間」というモデルが、現代の社会構造と合わなくなってきていることを理解しましょう。 |
| IT(情報技術)の進歩が「人・組織のマネジメント」に与えた具体例として、適切なものはどれか。 | SOHO(在宅勤務や小規模事業所)の普及と、働き方の柔軟化。 | 「どこでも働ける」技術が、ワーク・ライフ・バランスの実現を後押ししました。 |
| ワーク・ライフ・バランスの実現に向け、政府が企業の顕彰やアピール、ICTの活用などと並んで掲げている、進捗を確認するための仕… | ワーク・ライフ・バランス社会の実現度指標 | 「頑張っている」というポーズだけでなく、具体的な「数字」で成果を評価する流れです。 |
選択肢で迷ったときの切り方
代表問題の正解は「仕事と生活の調和」です。正答語だけでなく、問題文のどの条件と結びつくかを説明できる状態にします。
一緒に並びやすい語
- 仕事と余暇の完全分離:正解語と何が違うかを一言で説明してから次へ進みます。
- 私生活優先主義:正解語と何が違うかを一言で説明してから次へ進みます。
- 残業ゼロ運動:正解語と何が違うかを一言で説明してから次へ進みます。
選択肢を見てから思い出すのではなく、問題文を読んだ時点で答えの方向を予測すると迷いが減ります。
3分で復習する手順
- 「ワーク・ライフ・バランスは何を判断する概念か」を、資料を閉じて一文で言う
- 代表語「仕事と生活の調和」と、似た3語の違いを口に出す
- 下の3問を解き、不正解なら解説を読んだ直後にもう一度答える
正解数より、誤った選択肢をなぜ切れるかが重要です。3問とも理由を説明できれば、このテーマは一度完成です。
よくある質問
ワーク・ライフ・バランスは用語だけ覚えれば十分ですか?
不十分です。GMAP-BFでは定義の言い換えや適用場面が問われるため、何を判断する概念かと、似た用語との境界をセットで覚えてください。
復習はどこまでやればよいですか?
記事末尾の3問を、正答だけでなく残りの選択肢が誤りである理由まで説明できれば、次のテーマへ進んで構いません。
ワーク・ライフ・バランスで押さえる3ポイント
この記事で扱う判断ポイントを先に整理し、本文と3問演習で確かめます。
- 01仕事と生活の調和
「仕事と余暇の完全分離」は分離。「仕事と生活の調和」は仕事に責任を果たしつつ、家事、育児、地域活動、趣味などの生活も充実させ、双方が好影響を与え合う状態を指し正解…
本文へ ↑ - 02少子化対策や男女共同参画の推進。
「政府による企業の国有化の推進。」は日本の方針ではない。「少子化対策や男女共同参画の推進。」は働きすぎで育児参加できないことが少子化の原因の一つとされ、国家的な視…
本文へ ↑ - 03SOHO(在宅勤務や小規模事業所)の普及と、働き方の柔軟化。
「全従業員の平均身長が上昇していっ…」は無関係。「SOHO(在宅勤務や小規模事業所…」は情報通信機器の活用により、場所や時間に縛られない多様な就業形態を可能にした…
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この単元、いま何問解けますか
登録なしで、その場で解けます。読んで分かったつもりでも、4択になると迷うのがこの単元です。
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第1問/全3問 「ワーク・ライフ・バランス」という言葉の日本語訳として、政府が提唱している言葉はどれか。
「仕事と余暇の完全分離」は分離。「仕事と生活の調和」は仕事に責任を果たしつつ、家事、育児、地域活動、趣味などの生活も充実させ、双方が好影響を与え合う状態を指し正解。「私生活優先主義」、「残業ゼロ運動」は一面的な表現。少子化対策や優秀な人材の確保のために、企業戦略上の重要課題となっています。
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第2問/全3問 ワーク・ライフ・バランスが重要視されるようになった日本特有の社会的背景として、最も適切なものはどれか。
「政府による企業の国有化の推進。」は日本の方針ではない。「少子化対策や男女共同参画の推進。」は働きすぎで育児参加できないことが少子化の原因の一つとされ、国家的な視点から是正が求められたため正解。「国内のIT企業の一斉倒産。」、「全ての会社での完全週休三日制の義…」は事実と異なる。個人の豊かな生活を支えることが、社会全体の持続可能性に直結しています。
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第3問/全3問 IT(情報技術)の進歩が「人・組織のマネジメント」に与えた具体例として、適切なものはどれか。
「全従業員の平均身長が上昇していっ…」は無関係。「SOHO(在宅勤務や小規模事業所…」は情報通信機器の活用により、場所や時間に縛られない多様な就業形態を可能にした変化であり正解。「社内で紙のノートを使用することを…」は事実に反する。「従業員の睡眠時間を、会社が一律に…」は極端。技術の進歩は、組織構造や管理の手法を根本から変えつつあります。
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