最初に押さえる結論
利益が出た。資本コストは払った?
「マクドナルド」、「マイクロソフト」、「ゼネラル・モーターズ」はEVA導入の成功例としては記述されていない。「コカ・コーラ」はEVAを経営指標の中心に据え、資本効率の劇的な向上と株価上昇を実現した象徴的企業として紹介されており正解。日本でも花王などがこれに続きました。
最初の判断軸:コカ・コーラの成功が、世界中に「資本コスト経営」を広めるきっかけとなりました。
EVA・業績評価の全体像
EVA・業績評価は、用語だけを暗記するより「何を判断するための概念か」を押さえると、初見の選択肢にも対応できます。
- 要点:コカ・コーラの成功が、世界中に「資本コスト経営」を広めるきっかけとなりました。
- 要点:「1億円の利益」も、20億円の資本(WACC 5% = 1億円コスト)を使って出していれば、価値創造はゼロ(EVA=0)です。
試験で狙われる論点
同じテーマでも、定義・適用場面・似た概念との比較という別の角度から問われます。次の表で、正答につながる核を先に確認してください。
| 出題の焦点 | 正解の核 | 見分け方 |
|---|---|---|
| EVA(経済付加価値)を導入し、企業価値の増大に成功した代表的なアメリカの企業として、代表例として挙げられるのはどこか。 | コカ・コーラ | コカ・コーラの成功が、世界中に「資本コスト経営」を広めるきっかけとなりました。 |
| EVA(経済付加価値)が「単年度業績評価」に有効であるとされる理由は、どの数値をベースにしているからか。 | 過去の投下資本に基づき、その年度に達成すべき「最低利益」を明確に示しているから。 | 「1億円の利益」も、20億円の資本(WACC 5% = 1億円コスト)を使って出していれば、価値創造はゼロ(EVA=0)です。 |
選択肢で迷ったときの切り方
代表問題の正解は「コカ・コーラ」です。正答語だけでなく、問題文のどの条件と結びつくかを説明できる状態にします。
一緒に並びやすい語
- マクドナルド:正解語と何が違うかを一言で説明してから次へ進みます。
- ゼネラル・モーターズ:正解語と何が違うかを一言で説明してから次へ進みます。
- マイクロソフト:正解語と何が違うかを一言で説明してから次へ進みます。
選択肢を見てから思い出すのではなく、問題文を読んだ時点で答えの方向を予測すると迷いが減ります。
3分で復習する手順
- 「EVA・業績評価は何を判断する概念か」を、資料を閉じて一文で言う
- 代表語「コカ・コーラ」と、似た3語の違いを口に出す
- 下の3問を解き、不正解なら解説を読んだ直後にもう一度答える
正解数より、誤った選択肢をなぜ切れるかが重要です。3問とも理由を説明できれば、このテーマは一度完成です。
よくある質問
EVA・業績評価は用語だけ覚えれば十分ですか?
不十分です。GMAP-BFでは定義の言い換えや適用場面が問われるため、何を判断する概念かと、似た用語との境界をセットで覚えてください。
復習はどこまでやればよいですか?
記事末尾の3問を、正答だけでなく残りの選択肢が誤りである理由まで説明できれば、次のテーマへ進んで構いません。
EVA・業績評価の全体像
まず3つの判断軸をつかみ、本文で違いと適用場面を確認します。
- 01最初に押さえる結論
「マクドナルド」、「マイクロソフト」、「ゼネラル・モーターズ」はEVA導入の成功例としては記述されていない。「コカ・コーラ」はEVAを経営指標の中心に据え、資本効…
本文へ ↑ - 02EVA・業績評価の全体像
EVA・業績評価は、用語だけを暗記するより「何を判断するための概念か」を押さえると、初見の選択肢にも対応できます。
本文へ ↑ - 03試験で狙われる論点
同じテーマでも、定義・適用場面・似た概念との比較という別の角度から問われます。次の表で、正答につながる核を先に確認してください。
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↑ 気になった項目を押すと、本文の解説へ戻れます
この単元、いま何問解けますか
登録なしで、その場で解けます。読んで分かったつもりでも、4択になると迷うのがこの単元です。
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第1問/全2問 EVA(経済付加価値)を導入し、企業価値の増大に成功した代表的なアメリカの企業として、代表例として挙げられるのはどこか。
「マクドナルド」、「マイクロソフト」、「ゼネラル・モーターズ」はEVA導入の成功例としては記述されていない。「コカ・コーラ」はEVAを経営指標の中心に据え、資本効率の劇的な向上と株価上昇を実現した象徴的企業として紹介されており正解。日本でも花王などがこれに続きました。
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第2問/全2問 EVA(経済付加価値)が「単年度業績評価」に有効であるとされる理由は、どの数値をベースにしているからか。
「何の根拠もない架空の売上高の予測…」、「全世界の株価の平均値を用いている…」、「役員個人の好みを反映させているか…」は不適切。「過去の投下資本に基づき、その年度…」は「利益から、使った金のコスト(金利分)を引く」ことで、その一年間で本当に会社を豊かにしたのか、ただ金を食い潰したのかが数字で冷酷に示されるため正解。単なる利益額よりもシビアな指標です。
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