最初に押さえる結論
バズった。売上は来なかった。
「テレビ広告の放送枠が、大きく拡大…」は一方的な情報伝達。「ITの進化と、SNSやブログ等に…」は近年のデジタル化の進展により、個人の発信が企業の評判を左右する「情報の非対称性の解消」が進んだため正解。「政府による企業の広告規制が、緩和…」と「紙媒体で作られたカタログの配布部…」は背景として不適切。企業は顧客や社会からの視線をより強く意識する必要があります。
最初の判断軸:ITの進化は、企業と顧客の力のバランスを変えた大きな転換点であることを理解しましょう。
デジタル・マーケティングの全体像
デジタル・マーケティングは、用語だけを暗記するより「何を判断するための概念か」を押さえると、初見の選択肢にも対応できます。
- 要点:ITの進化は、企業と顧客の力のバランスを変えた大きな転換点であることを理解しましょう。
- 要点:レピュテーションは築くのに時間がかかりますが、崩れるのは一瞬であるというリスク管理も重要です。
- 要点:オウンドメディアは、顧客との直接的なつながり(ファン化)を深めるのに適しています。
- 要点:何度も同じ広告が出ると不快感(しつこさ)を与えるリスクがあるため、頻度の調整が重要です。
- 要点:優れたCXの提供は、価格競争に巻き込まれないための最強の差別化戦略です。
試験で狙われる論点
同じテーマでも、定義・適用場面・似た概念との比較という別の角度から問われます。次の表で、正答につながる核を先に確認してください。
| 出題の焦点 | 正解の核 | 見分け方 |
|---|---|---|
| 近年、消費者が瞬時に情報にアクセスし、レピュテーション(企業の評判)が急速に拡散するようになった主な背景要因はどれか。 | ITの進化と、SNSやブログ等による個人からの情報発信の容易化。 | ITの進化は、企業と顧客の力のバランスを変えた大きな転換点であることを理解しましょう。 |
| 企業の評判(レピュテーション)が高まることで得られる具体的なメリットとして、不適切なものはどれか。 | 製品に欠陥があった場合でも、法的な責任をすべて免除されること。 | レピュテーションは築くのに時間がかかりますが、崩れるのは一瞬であるというリスク管理も重要です。 |
| SNSなどのメディアにおいて、自社でアカウントを運用して情報を発信する媒体を、ペイド、アーンドに対して何と呼ぶか。 | オウンド・メディア | オウンドメディアは、顧客との直接的なつながり(ファン化)を深めるのに適しています。 |
| インターネットマーケティングにおいて、特定のWebサイトを訪問した履歴があるユーザーに対し、別のサイト上で再度広告を表示させ… | リターゲティング広告(リマーケティング) | 何度も同じ広告が出ると不快感(しつこさ)を与えるリスクがあるため、頻度の調整が重要です。 |
選択肢で迷ったときの切り方
代表問題の正解は「ITの進化と、SNSやブログ等による個人からの情報発信の容易化。」です。正答語だけでなく、問題文のどの条件と結びつくかを説明できる状態にします。
一緒に並びやすい語
- テレビ広告の放送枠が、大きく拡大したこと。:正解語と何が違うかを一言で説明してから次へ進みます。
- 政府による企業の広告規制が、緩和されたこと。:正解語と何が違うかを一言で説明してから次へ進みます。
- 紙媒体で作られたカタログの配布部数が、全国的に大幅に増加していったこと。:正解語と何が違うかを一言で説明してから次へ進みます。
選択肢を見てから思い出すのではなく、問題文を読んだ時点で答えの方向を予測すると迷いが減ります。
3分で復習する手順
- 「デジタル・マーケティングは何を判断する概念か」を、資料を閉じて一文で言う
- 代表語「ITの進化と、SNSやブログ等による個人からの情報発信の容易化。」と、似た3語の違いを口に出す
- 下の3問を解き、不正解なら解説を読んだ直後にもう一度答える
正解数より、誤った選択肢をなぜ切れるかが重要です。3問とも理由を説明できれば、このテーマは一度完成です。
よくある質問
デジタル・マーケティングは用語だけ覚えれば十分ですか?
不十分です。GMAP-BFでは定義の言い換えや適用場面が問われるため、何を判断する概念かと、似た用語との境界をセットで覚えてください。
復習はどこまでやればよいですか?
記事末尾の3問を、正答だけでなく残りの選択肢が誤りである理由まで説明できれば、次のテーマへ進んで構いません。
デジタル・マーケティングで押さえる3ポイント
この記事で扱う判断ポイントを先に整理し、本文と3問演習で確かめます。
- 01ITの進化と、SNSやブログ等による個人からの情報発信の容易化。
「テレビ広告の放送枠が、大きく拡大…」は一方的な情報伝達。「ITの進化と、SNSやブログ等に…」は近年のデジタル化の進展により、個人の発信が企業の評判を左右する「…
本文へ ↑ - 02製品に欠陥があった場合でも、法的な責任をすべて免除されること。
「従業員の採用にかかるコストの削減…」、「顧客からの信頼獲得による、継続的…」、「投資家や協力業者からの好意的な反…」はいずれもレピュテーションの向上によって得ら…
本文へ ↑ - 03オウンド・メディア
ペイドは広告枠。アーンドは他者による評判。「オウンド・メディア」は自社が所有・管理するサイトやSNSであり、内容を自由にコントロールできるのが特徴であり正解。「シ…
本文へ ↑
↑ 気になった項目を押すと、本文の解説へ戻れます
この単元、いま何問解けますか
登録なしで、その場で解けます。読んで分かったつもりでも、4択になると迷うのがこの単元です。
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第1問/全3問 近年、消費者が瞬時に情報にアクセスし、レピュテーション(企業の評判)が急速に拡散するようになった主な背景要因はどれか。
「テレビ広告の放送枠が、大きく拡大…」は一方的な情報伝達。「ITの進化と、SNSやブログ等に…」は近年のデジタル化の進展により、個人の発信が企業の評判を左右する「情報の非対称性の解消」が進んだため正解。「政府による企業の広告規制が、緩和…」と「紙媒体で作られたカタログの配布部…」は背景として不適切。企業は顧客や社会からの視線をより強く意識する必要があります。
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第2問/全3問 企業の評判(レピュテーション)が高まることで得られる具体的なメリットとして、不適切なものはどれか。
「従業員の採用にかかるコストの削減…」、「顧客からの信頼獲得による、継続的…」、「投資家や協力業者からの好意的な反…」はいずれもレピュテーションの向上によって得られる正の経済効果であり適切。「製品に欠陥があった場合でも、法的…」はどんなに評判が良くてもPL法等の法的責任は免除されないため不適切(正解)。レピュテーションは企業の重要な無形資産であることを認識しましょう。
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第3問/全3問 SNSなどのメディアにおいて、自社でアカウントを運用して情報を発信する媒体を、ペイド、アーンドに対して何と呼ぶか。
ペイドは広告枠。アーンドは他者による評判。「オウンド・メディア」は自社が所有・管理するサイトやSNSであり、内容を自由にコントロールできるのが特徴であり正解。「シェアード・メディア」はSNSでの拡散を指す別区分。「マスメディア」と「デジタルメディア」は媒体の種類や形式による分類で、誰が所有しているかという軸ではないため誤り。これらを組み合わせる「トリプルメディア戦略」が重要です。
※本サイトは独立した非公式の試験対策コンテンツであり、株式会社グロービス/GMAPの公式サービスとは関係ありません。試験の形式や出題範囲は実施回・実施企業により異なる場合があります。